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後継者倫理塾
講話の大切な意味
後継者倫理塾7期生 横山秀行
今回(3月20・21日)の塾ではモーニングセミナーの講話をさせて頂きました。
このような有り難い機会は、最初で最後(?)かもしれないと思い、聴いて頂ける塾生やアドバンスの方に、何とかお役に立てるような話をしようと考えました。
しかし、一晩考えても何を話そうか、なかなか浮かびませんでした。いくらお役に立てそうでも、いい格好した話や理想論は心に響かないだろうと思い、「だったら今まで生きてきて、いちばん強く思っていることを、本音で語ろう」と思いました。そのとき、すぐに頭に浮かんだのが、父への思いでした。
仕事の後、夜2日間、4時間かけて原稿が出来ました。父への自分の気持ちを整理するいい機会にもなりました。とは言え、完成した時は、一抹の不安がありました。とにかく自分のことだけを書いているので、もし心に響かなかったら、単なる自己満足と自慢話のようなもので終わってしまいます。
この原稿を最初に見ていただいたアドバンスの伴さんから、感動しましたという返信が来たので、まずはホッとしました。
当日、先に講話を行った森光子塾生を控え席から見ていました。「とても緊張していると言ってたのに、堂々としてたいしたものだな」と思いながら、聴講している塾生の方に目をやりました。「これだけの人の20分間を預かっている、頂いている」と思い、ありがたさと同時に、身の引き締まる思いを感じました。
本番では予想通り、時間配分がうまくいきませんでした。いちばん思いを伝えたかった後半の時間がなくなり、どんどん早口になってしまったと思います。普段聴いている立場では、講師の方に「もっとこうすればいいのに」と思いますが、いざ自分がやるととても難しいことがわかりました。
講話が終わって、「みんなどんな気持ちで聴いていたのだろう」と思いましたが、塾長やアドバンスの方、たくさんの塾生から感動したと言ってくれたので、とても嬉しかったです。ありがとうございました。
今回特に感じたことは、講話は時間の凝縮だということです。今まで生きてきた30年以上の歳月を4時間にまとめたこと、この4時間は自分にとってものすごく意味のある時間になりました。それをさらに20分にまとめること、しかもそれは単に自分だけの20分ではなく、聴いてくれる人たち何十倍もの時間を預かり受け持っていること。そして、自分や聴いてくれた人のその後何十年かの人生に影響を与えるかもしれないということです。
講話はほんの少しの役割だったかもしれませんが、とても壮大で大切な意味があることに気がつきました。
ありがとうございました。
作成日時:2010年3月28日 13:05
