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メディア情報
しきなみ短歌9月号より法人関係者の短歌
白光集
● 足利フラワーパーク 岩槻 横山みつほ
思い立ち高速道路をひた走る日光連山ま近に見つつ
風が舞い八重の桜の花ちりて我が身をつつむ至福の時間
藤の香と風にゆれいる花房に時を忘るるフラワーパーク
群蛍集
● 誕生日 前川第二 浅尾和子
誕生日娘に誘われて夕食を木曽路で過ごす感謝の夕べ
過ぎし日の思い出のうた詠みながら涙あふれる誕生日の夕べ
真砂集
● 大宮 和田せつ子
心地よき春風に舞い桜散るほのかに甘き香り残して
雑草も共に生きてる仲間だと慈しみつつ引きもせずおり
● 前川 井田誠一
限りなく花びら散りて池の面に風にふかれて花筏となる
程好くに陽を吸い込みし夜具に入る幸せ思うこのひとときを
飛雲集
● 浦和法人 篠田喜弘
我が儘に妻を頼りに四十年よくぞここまでありがとうです
● 岩槻 木城茂雄
原石を宝石にして返します校長の祝辞凛たる響き
● 三郷 加藤地次
角刈りの緑の垣根の間より赤色芽もちきらきらと燃ゆ
● 差間北原台 伊藤譲次
畦道を孫とたわむれ散歩する田甫おちこち水はられおり
青泉集
● イチロー 越谷 大住賢治
満塁の記録打席で本塁打イチロー走り努力語らず
あっさりとやってくれると張本の讃える声も強くて静か
◎評 野球界の日本の大物、いや世界の大物たちは、口数少なく、
いつも冷静ですね。私たちも見習いたいものです。
● 父 浦和法人 浅野 博
いつ戻る顔見るたびに聞く父にこのままいると即答したい
施設行き決まって喜ぶ父の顔わが胸中は虚しく寂し
◎評 年老いての独り暮らしの寂しさを作者は充分わかってさし上げて
いるものの、どうすることもできない葛藤、真実の思いが吐露された。
● 松伏 岡田愛子
蘇りし母の笑顔は光なり生命の尊さかみしめし日の
● 浦和法人 國武建明
義母(ハハ)の命数カ月だと我に言う妻はかなしい目指し向けて
● 浦和法人 小滝敏郎
早春の風さわやかな渡良瀬の土手の緑に踊る菜の花
● 浦和法人 荒井康治
助けたしと思う心は通じねどせがれに家業譲る決意す
● 新郷 栗林重夫
水仙の見事に咲いた御礼にと肥料たっぷり来年を待つ
● 松伏 竹俣吉康
さえずりが赤子の声に似て聞こゆ穏(おだ)しき陽の差す雨あがりの朝
● 越谷 米山照子
亀虫が洗濯物にとまってる小枝の先でそおっと逃がす
● 越谷 山下ヨシ子
手のひらに余る苺をもぎて食む女孫の春の休み今日まで
● 浦和法人 久慈須美子
月一度可愛いい嫁のメールにて見れば嬉しい孫の成長
● 浦和法人 志村 厳
寝室で本を片手にハイボール一つ屋根の下家族居る幸(さち)
● 浦和法人 前田勝弘
藤の花京の舞妓の髪飾りふっとよぎった羽子板美人
● 浦和法人 小野寺文男
さわやかな笑顔でつながる人と人返事なくとも勇気千倍
● 浦和法人 小山昭男
心の師古希迎えたり定年になれども我れの心の鏡
● 大宮氷川 内海頼子
境内の光まぶしき新緑の耳を澄ませば息吹聞こゆる
● 大宮氷川 大竹豊子
満開の桜の下で遊ぶ孫花びら顔に受けて愛らし
● 西行田 清水義夫
毎朝のロードサポート気持良いマナー良くなり環境美化す
● 西行田 小澤政治
春の朝生命萌え咲く桜花かすみのごとく里山染めて
● 西行田 金子袈裟巳
熱弁で倫理伝える研究員講師姿は父親そっくり
作成日時:2009年8月18日 23:02
