株式会社 第一金属製作所

 

(株)第一金属製作所

株式会社 第一金属製作所
代表取締役社長 福田 敏明

住 所:さいたま市西区指扇374番地

所 属:さいたま市大宮区倫理法人会





モノづくりで埼玉から世界へ!
中国進出を足がかりに狙うはグローバル企業

社員の皆さんがとても元気な朝礼ですね。

福田社長 当社では、営業日の毎朝8:30より朝礼を行っています。ラジオ体操に始まり「経営理念」「職場の教養」「あいさつの実習」などの唱和をこなし、「誓いの言葉」で締めくくります。こうした一連の流れは、頭も身体も目を覚まさせ、今日一日、しっかりと働くという意欲のベースになるとともに、社員一人ひとりの表情も確認できるので非常に大切だと思っています。


朝礼
朝礼
朝礼
朝礼

どのような事業をされ、また現況はいかがでしょうか。

福田社長 当社はパンチレーザー複合機、ベンディングマシンによる精密板金加工から、量産の金型設計、プレス加工まで一貫した体制でお応えし現在、通信、 医療、OA など幅広い分野のお客様にごひいきいただいております。コピー機の部品であれば、紙の通りをよくするために、表面のバリをなくし滑らかにする技術を駆使しています。医療分野では、毎分4000回転という精度が求められる遠心分離機本体の溶接構造を受注するとともに駆動部品と合わせ、組み立て・出荷までを請け負っています。また医療用の内視鏡のパーツを手がけ、世界に冠たる日本のモノづくりの支え手として確固たる自負を持っています。さらに、エジクン技研との協同で上肢不自由者用の「フット用マウス」を開発しました。本来の目的である上肢不自由者向けの需要はもちろん、大手電気メーカー工場の現場で働く方々のニーズにもお応えしています。


非常に厳しいといわれる製造業界で、着実に拡大を 続けてこられた秘訣は何でしょうか。

福田社長 長時間の自動運転に対応するパンチ・レーザー複合加工機、NC タッピングマシン、高性能ベンディングマシンをはじめ加工設備を整えるとともに、完成品の精度を測る三次元測定器まで備えました。
ISO9001、ISO14001も取得しており、国際的な品質基準をクリアしています。こうした製造業としての総合力は言うまでもありませんが、「第一金属はクレーム時の対応が速い。いつも、その日に返事が返ってくる」ということをよく言われ、実際、この不況の中、ありがたいことに発注を増やしていただいているお客様もおられます。「対応」となると、やはり「人」ですね。 当社では、5年前からさいたま市の産業創造財団にご指導いただき、生産管理の向上を目的に勉強会を続けています。その他に外部講師を招いての講話やOJT などにも取り組んでいますが、中でも倫理法人会の「後継者倫理塾」を卒塾した2人の息子は、以前に比べ明らかに変わったと実感しています。営業のリーダー竹内は、単会(とだわらび)会長として、製造のリーダー福田は、単会(大宮区)で幹事としてより良い会社づくりを目的に、価値ある学びを続けています。チャレンジ、責任感、礼儀正しさ、そしてプラス志向がふくらんだなと思います。さらに「市民を巻き込んで、市民とともに、市民が主体となった町づくり」という「を・と・が」運動にならって、当社ならではの「を・と・が」運動を実践し社員を巻き込んで、社員とともに、社員が主体的に働ける環境をつくることができました。7、8年前なら外に出ていると私の携帯電話が よく鳴ったものですが、今ではほとんど鳴らないです。社員自らが判断してやっているわけで、うちの社員は育っているなと実感できるのです。






すでに中国に進出。手応えはいかがでしょう。

福田社長 かつて「世界の工場」と言われた中国が、今や「世界の市場」です。当社でも、現地との合弁で今年、上海で事業を立ち上げ、現在200人の従業員を抱えています。シュレッダーの製作を行っているのですが、当社としては、製作そのものはもちろん、ゆくゆくはこのメーカーの中国総代理店として販路を拡大できることのメリットがきわめて大きいですね。なんといっても人口13億を抱える国ですから。また、社内で中国在留経験のある有為な人材を得られ、現地とのパイプづくりに力を発揮してもらえたということもあり、私は中国に出られて非常によかったと思っています。


将来へ向け、どのようなビジョンをお持ちでしょうか。

福田社長 実は、2020年を引退の年と決め、3つの大きな目標を掲げています。ひとつは債務の削減。自分でつくった債務は自分で消化するという義務がありますからね。第二に上海での上場、そして核となる技術力・生産力・品質力の構築です。日本はすでに少子高齢化社会。内需は非常に厳しいものがあり、やはり中国進出を足がかりにグローバル企業を目指すべきであると考えます。また、国内ではM&A を視野に入れ た経営の拡大が進行中です。


経営における「こだわり」は何でしょうか。

竹内営業部長 組織力の強化です。個々人の持つ力の底上げによって企業力を高める事で、他社との競争力UP と差別化が計れると思います。そして、創業者の誠心に則った基本理念は不動のものとして踏襲しつつ、時代の変化にも素早く対応する事で、CS(顧客満足度)は言うまでもなく、ES(社員満足度)実現にも向かっていけると信じています。


福田社長
竹内営業部長

御社の"元気印"である理由がよくわかりました。本日は、お忙しい中、ありがとうございました。


(平成24年12月発行 Sai Rin より)

お問い合せは: お問い合せフォーム もしくは
E-mail: saitamaken@rinri-saitama.org
電話番号: 048-668-7200
FAX: 048-668-7300
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