有限会社 とうふ工房わたなべ

 

住 所:比企郡ときがわ町番匠372

訪問日:平成24年1月7日(土)
所 属:東松山市倫理法人会





『朝礼見学』

新年明けて最初の3連休初日の朝8時40分。広報委員会の取材のため、通常室内で行っている朝礼を、急きょ野外で行っていただき、大変恐縮している私たちに「大丈夫ですよ」と気前よく声を掛けて頂いた社員さんに感謝しつつ、一緒に参加させていただきました。


①連絡事項②社長あいさつ③あいさつ実習④ハイの練習⑤職場の教養の輪読と朝のスタートにふさわしいものでした。


優しさと思いやりに溢れたハイの実習に感動し、また職場の教養の輪読での一人一人の社員さんの真剣さ、大変すばらしいものでした。そのそばで当たり前のように井戸水を汲んで行くお客さんの姿、とても自然で益々驚きました。何度拝見させていただいても、朝礼はその会社の社風をあらわしていると感じます。今回も心温まるすばらしい朝礼でした。


皆さーん、おはようございます!
皆さーん、おはようございます!

職場の教養輪読
職場の教養輪読

真剣に聞く社員さんたち
真剣に聞く社員さんたち

連絡事項
連絡事項

『社長を囲んでの座談』

現在の本社屋に移転した経緯について


「7年前です。排水の関係で大容量の貯水槽が必要になったのと、駐車場の拡張のためと、(プラスアルファーとして)もう一つはこの業界の夢を叶えようとの思いから、豆腐屋だってこの位のことはできるんだ、との思いでこの店を出しました。すると全国の若手豆腐店の方が来て、とても元気をもらいましたとの言葉をいただきました。」


創業について


「創業は昭和21年です。先代の父が始めて、私が入ったのは昭和53年です。当時はスーパーマーケットが伸びる時代で、卸(おろし)中心で食品工場として拡大してゆこうと考えていました。それが安売り競争に巻き込まれていって、卸売りが行き詰って、製造直販に切り替えていったというのが流れです。正直転職を考えたこともありました。地場の小型スーパーが急激に閉店していった時期でした。ところが当時中学2年生だった上の娘が郵便局の簡保作文コンクールで最優秀賞を受賞。題が「我が家は村のとうふやさん」。家族で帝国ホテル、2泊3日でディズニーランド旅行の副賞、家に帰ってからはマスコミの取材、ファンレターが来て、辞められなくなったんです。同時にその反響に「どんなことも日本一を極めればお客様は来てくれるのか!」と思ったんです。例えば味で美味しい豆腐を作ろうとか、接客で日本一とか、色々考えて卸売りから小売に変換できたんです。」


こだわりのとうふ


「最初は売れなかったんです。生活クラブを立ち上げようという女性の方達が国産大豆で美味しい豆腐を作ってよ、との要望があって一丁230円でもいいということで作って、高い豆腐を買ってもらって申し訳ないとの思いから配達していたところ、それが便利だということで口コミで広がっていきました。そのうちお客様がお店に来店していただけるようになっていって、マスコミの取材の後でもお客様が減らなかったんです。倫理ではよく『頼まれ事は、試され事』といいますが、お客様が増えた時ほど更に一生懸命に接客に当たって行こうと、やってきたのが現在に至っています。」


お客様中心のサービス


「具体的に行なってきたことは、笊(ざる)のお金入れから1台150万円するポスレジに切り替えて、きちんとレシートをお渡しするようにしたり、駐車場の警備員さんを雇ったり、(原材料の)大豆もより高品質なものへ変えてゆきました。来店していただくお客様中心のサービスを追及していった結果、現在の在り方へと変わっていったのです。」


今後の展望、夢


「ベースは地域農業です。そこに食品工場があって、雇用が生まれて、お客様が来るというスタイルをもっともっと確立したいです。エネルギーの地域自給、人間関係(ケアー)の地域連携を含めた住み良い地域づくり、その中で生かされてゆき、商売として成り立ってゆくようなところを目指したいと思っています。また、そういうスタイルの食品業者が全国に広まってゆけば中小零細でも生き残っていけると思います。」


座談風景、体験を語る渡辺社長
座談風景、体験を語る渡辺社長

座談風景
座談風景

座談風景、なごやかに
座談風景、なごやかに

座談風景
座談風景

『店舗・工場見学』

大抽選会でにぎわう店舗を抜けて、工場内に入らせていただきますと、前掛け、白衣姿の社員さんたちが持ち場持ち場でキビキビと動いていて、声を掛けるのも気が引ける位な引き締まった空気。「職人」的職場は、一瞬一瞬が勝負といったような緊張感が覗えました。渡辺社長の顔も先ほどまでの穏やかな顔とは違い、親方顔に変わっていました。


朝礼をやりたかったから倫理法人会に入会した、という渡辺社長。お客様への感謝の思いから毎年「尺八の会」という集いを開催しているとのこと。塩でいただいたおとうふの美味しかったこと。倫理に入会する以前から、すでに倫理的だったわたなべ社長のとうふ工房はほんとうに素敵な夢工房でした。


大抽選会
大抽選会

販売風景
販売風景

精魂込めて作られた、おとうふ
精魂込めて作られた、おとうふ

工場内風景、緊張感のある職場
工場内風景、緊張感のある職場
工場内風景、作業風景
工場内風景、作業風景

集合写真、正面入り口にて
集合写真、正面入り口にて
渡辺所長ご夫妻
渡辺所長ご夫妻

直売風景
直売風景
井戸水を汲むお客さん
井戸水を汲むお客さん

お客様の声
お客様の声

(文責 木村 H24年広報委員長)

お問い合せは: お問い合せフォーム もしくは
E-mail: saitamaken@rinri-saitama.org
電話番号: 048-668-7200
FAX: 048-668-7300
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