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明日への指針
『ハイは岩をも砕く 』 久喜市倫理法人会 本多一成
今まで自分勝手の流儀をズーと押しつけてきたんです。好きで結婚したんです。時々反乱はあったんですが、一緒に居てくれていました。
「時間取って下さい。」
と丁寧に言われた時、アッ来たな。真剣な話をされそうだナ、と感じました。気配を感じていましたから、ずーと避けていたんです。
「私はあなたに文句は無い。だけど一緒にいると分裂してしまう。息が詰まって苦しくてもうほんと生きられない。」子供は四人もいるんですが、生きられないと言われました。
「分かった、ちょっと待って、ちゃんと時間とるから待って。」
私は、蓮実師匠に相談に行きました。
「実はこうなんです。」
「ああそうか、おまえおかあちゃんの言う通りにしてやれよ。何でもいう通りにしてやれよ。ハイだぞ」
「あの、離婚なんですけど。」
「ああ、離婚届け直ぐ書け」
「それでいいんですか」
「いいんだよ。おかあちゃんの言う事お前一回も聞いてないじゃないか、だから聞いてやるんだよ。すぐ書くんだぞ分かったな。」
と何回も念を押されて、「ほんとに書くんかよ…」と思いました。
最後に、「いいか、一成、女はいっぱいいるからなッ」
ヤバイですよ一寸違うンじゃないかな…
行動の指針は決まった訳です。
「よし、覚悟決めて行こう。」その通り受けていこうと決心しました。
そして、静かに考えてみたら、結婚してから一回も見てやって無い。居るだけで、全然受けてあげていない。十五年間一回も。ほんとに悪いな、悪いな…と思いました。最後に頼みました。言いました。
「ほんとに悪い、悪かったな…。別れても構わないから一つだけやらせてくれ。
足をもませてくれ。」
一晩中足の裏からあちこちもませて頂きました。
妻は一晩中泣いていました。
これが、「ハイ」なのかどうか分かりません。
受けてやる、ちゃんと見てやる。俺は何なんだ。俺は亭主だといいながら、実は亭主何もやってない。唯、一緒に居るだけじゃないか。
結論からいうと、執行猶予中です。再出発出来ているかどうか。
倫理の話や行事に、反発し文句ばかりいっていながら、何か頭の何処かに棘が刺さっていて、これでいいのか、ほんとうか。自分とは何なんだ、本当の事言えよ、倫理の営業マンじゃないぞ。欲しい、分りたい、といいながら理屈をこねて何もやらなかった自分。
棘を忘れたくて色々の事をやる。大酒も飲みました、大暴れもした。目的が別の事でガンガンやります。でも、棘がある。
実は、自分では、分かっているんです。臆病者の自分を変えてくれる環境を欲しがっている。「オレをかえてくれ」小心者で欲張り、自分が傷つきたく無いから、捧げられない、冒険ぽい事はできるけれど、本当の冒険が出来ない。」
そんな時に、師匠が出来た。豪快、飾らない、子供みたいで大激情家です。良く泣きます。底抜けに明朗ですね、会社がおかしくなっても明朗です。どんな事があっても明るい。自分に正直で謙虚。ただ梯子をかけて人を昇らせて、ガクッと梯子を外すんです。
蓮実スーパーパイザー。
おい一成ハイの実践だ。「ハイは岩をも砕く」んだぞ。
蓮実スーパーパイザーの口ぐせです。
やってられねえ。といいながら、久喜の会長をやっていました。これは、もう巡り合わせで、自分の中にある、自分のいつも感じていない自分というものが居るんだなという事もぼつぼつ分ってきた。
今は、まず、本気で一所懸命「ハイ」を実践していきます。
北辰物流エンジニアリング株式会社 代表取締役
作成日時:2009年2月26日 13:21
