トップページ> 委員会便り >後継者倫理塾 第1学期を終えて アドバンスコース 吉田友紀
委員会便り
後継者倫理塾 第1学期を終えて
後継者倫理塾第7期は9月に開講して今回で4回を終え、第1学期修了というひとつの区切りを迎えることが出来ました。
私は5期生として卒塾し、6期のスタッフとして選んでいただき、塾長・副塾長にご指導頂きながら、ただがむしゃらに塾の運営にあたっていました。
そして7期にアドバンスコースが新設され、私はそれに志願しました。その理由は塾を通しリーダーシップを学びたいという事と、倫理をもっと深く学びたいという事で志願しました。
年間12回一泊二日の研修になるので参加を決める際に、会社と妻に相談しました。私は相談して了解の上参加したつもりだったのです。ところが妻にしてみれば私の決めたことの報告としか受け止めていませんでした。
私たち夫婦は結婚10年目に入りました。周りからはとても仲の良い理想的な家庭だと言われる事もあります。しかしそれは外面だけで中身はそうでもなかったのです。私は色々な要因で妻の事を100%信頼出来ていませんでした。
そのことを鈴木塾長に打ち明け、相談に乗って頂きました。そしてその中で出た課題が、私が妻に対して「ありがとうの実践」をすることでした。普段自分から距離のある方々(会社関係・友人など)には気軽に何のこだわりも無く「ありがとう」が言えるのに一番身近な妻には思っていてもどうしても口に出して「ありがとう」が言えませんでした。
そして実践できないまま今回の塾での事です。第1学期が修了する区切りでしたので初日の夜に懇親会を開催し、進行役を務めました。そこで私は進行役として礼儀に反することをしてしまい、鈴木塾長から強く注意を受けました。
その注意は進行役としての失敗の事だけで無く、私がいつまで経っても実践出来ない事に対する注意だと私は受け止めました。そしてその晩は宿泊せずにその場で家に帰されました。
電車での帰路、いろいろな事を考えました。妻との事、家庭の事、塾の事、自分の事、そうしたら自分が上辺だけ、格好付けだけで倫理を学んでいた事を再認識し、今回の事で塾長が私にチャンスを与えてくれたのだと気付きました。
帰宅すると泊まりの予定の私が帰ってきたので妻は驚いていました。帰ってきた理由を正直にありのままを話しました。すると妻は倫理に対する思い、私に対する思いについて今まで溜まっていた物を吐き出すかのように話し出しました。2時間ほど妻の話に黙って耳を傾けました。
妻は倫理ことに対しても私のことに対しても不信感を抱いていました。私が妻のことを信頼しきれていないのと同様、まさに夫婦対鏡でした。
そして私は倫理に対する思い、後継者倫理塾に対する思い、妻に対する今までの思いをありのまま正直に話し、私が感謝の言葉が言えない事や普段口数が少ない事を反省し、手を着いて謝りました。
すると妻は「感謝の言葉なんて言わなくてもいつも感じてるよ」と言ってくれたのです。私は正直に話せたことと、この言葉で今まであった胸のつかえが一気に取り払われたように感じました。そして妻も倫理と私に対して理解を示してくれました。
これが小さい事かも知れませんが苦難福門なのかなあと思いました。よく倫理は実践しなければ意味が無いと聞きますが、今回の事で実感しました。
今期の後継者倫理塾では塾の締めくくりにコミットメント(実践の決意)を塾生一人ひとりが発表して、それを実践し次回の塾で体験報告する事を取り入れています。
今回の出来事を通じて私が実践したことを塾の中で体験報告として塾生の皆さんにも聞いて頂きました。
体験報告させてもらえたことで、ようやく上辺だけの格好付けの自分を取り払い、自分の弱いところもさらけ出せる人間になれた様に思います。第1学期の締めくくりに私は大きな大きな事を学びました。
実践への第一歩を踏み出せなかった私の背中を押して頂いた鈴木稔塾長と塾に送り出して頂いている社長・上司と妻に感謝しています。
「コミットメント」今度は両親に今でも苦労を掛けていることを詫び、形は決まりませんが何か実践していきます!
作成日時:2009年12月26日 10:00
