八潮市役所幹部朝礼 5年前「職場の教養」がきっかけで開始
八潮市役所では、毎週月曜の朝始業時間前に幹部朝礼を行っています。多田重美市長をはじめ斎藤副市長他約20名の各部局長が出席するまさに八潮市のトップ朝礼です。
この幹部朝礼開始のきっかけが「職場の教養」とのうれしい噂を聞き付け、八潮市倫理法人会佐藤博信会長、森伸一専任幹事、そして撮影係計3名が八潮市役所に伺いました。
8時20分朝礼が始まりました。軽いストレッチ体操の後、当番の部長が事前に選定した「職場の教養」を朗読し、下調べもしっかりとした感想を述べました。
倫理研究所で指導している輪読ではなく、当日の当番が一人で朗読し感想を延べます。当番でない人は「職場の教養」を朗読に合わせ黙読、感想を聞いておりました。その時間3分30秒。
その後市政の打ち合わせがテキパキと繰り広げられ20分で朝礼は修了。
通常ですと、部局長は各部局に戻り、八潮市役所の一週間が始まりますが、貴重な時間を割いて取材に応じて下さいました。
森伸一 専任幹事 導入のきっかけを聞かせてください。
多田市長
本日取材に来られている森伸一市議会議員にすすめられ入会致しました。5年程前、前会長の角井幸一氏が「職場の教養」を是非使ってくださいと30册お持ちになりました。初めは、みんなに配っておりました。内容も素晴らしいし、せっかくだから朝礼に使おう、一週間の始まりに「職場の教養」を朗読するのは市にとっていい効果が生まれるのではないか。これが導入のきっかけです。
多田市長
各部長さんにお聞き頂くのが一番だと思います。
こういうものは直ぐ結果をうんぬんというものでもありませんが、上に立つ人は常日頃から見えない所で自分を磨く事を心掛ける必要があるものと思っています。これが自然に部下に伝わって市民に伝わっていけばいいと思っています。
だいたい部長の顔つきが変わってきました、立ち居振舞いもなんとなく品格が出て来たように感じますので効果が出ていると思います。
森伸一 専任幹事 職員教育の面から見た感想をお願いします。
多田 市長
市民の皆さんから沢山の「市民の声ボックス」をいただいております。
それを教材にして、一番の教育をさせていただいています。月1回集計をして全部チェックします。
「市民の声ボックス」を頂くと一週間以内に対応します。電話で...、現場に出かけて...、文書で回答...。
さし当たっての教育効果は「市民の声ボックス」が一番大きいと思っています。それをきちんとリードしているのが、この朝礼で「職場の教養」を読んだ部長の皆さん。
部長の皆さんの適切な指導が、蓄積効果として表れて来ているものと思います。
森伸一 専任幹事 「職場の教養」を用いた幹部朝礼の感想をお願いします。
斎藤 副市長
ここに書かれている事は、普段我々が身に感じている事ですので気持ちが整理されます。部下職員や接する市民にもきちんと話ができ、非常に役立たせて頂いています。
石黒 教育長
一言で、「自省」自分を省みる元になっています。
羽場 まちづくり企画部長
大変示唆に富む内容がありまして、行政の場に大変参考になっています。
豊田 税財政部長
月曜日のこの「職場の教養」から一週間が始まる、気を引き締めて勉強させて頂いています。
飯塚 ふれあい福祉部長
「自制」自分を制するという気持ちで読ませて頂いています。課長にも渡しています。読み終え月が過ぎたものを、学校でのヒントになるのではないかと家内に読ませています。なかなか面白いと家族間のコミュニケーションになっています。
松澤 健康スポーツ部長
5年前に朝礼を始めると聞いた時は、市長からもっとしっかりした方がいいというような訓辞が、週始めにあるのかとイメージしていました。
実際は「職場の教養」を朗読して、職場で起こりがちな身近な事柄について改めて考えさせて頂くなど、私自身の仕事とか人間関係について改めて考える良い機会になっています。又、管理職には一部ずつ頂いておりますので配布して読んでもらっています。先週次長から、「今日は小松菜の日なんですね」と云われました。コラム覧の「今日は何の日」というコーナーを読んでの会話です。意識を新たにする大切な機会になっています。
会田 くらし安全部長
私は朝礼に参加して2年目です。土日休んで月曜日の朝礼で「職場の教養」を読んで仕事モードに切り替える。一週間ガンバルぞ ! と自分の切り替えにしています。
大導寺 市民活力推進部長
本を頂きますと、全部目を通し、自分の経験に照らし合わせ、この項目の時にはこれを発表しようと考えます。また自分のこれ迄の経験などを部下などに提示するいいきっかけになっています。
峯岸 都市デザイン部長
毎回世間常識と言うか当り前の事が簡潔にまとめられておりまして、そうか...と認識しながら勉強させて頂いています。
鈴木 建設部長
管理者としての人となりが問われているのではないかと認識するようになりました。管理職は人の管理も相当のウエイトがありますので、人管理についても活用させて頂いております。
荻野 水道部長
以前から読んでいましたが、4月から朝礼に参加させて頂いて皆さんの「職場の教養」の発表を読んで、感想を聞きまして、アッそうだなーと納得もあります。今後共活用させて頂きます。
古庄 会計管理者
4月から参加して先日読ませて頂きました。自分を戒める材料として読んでいきたいと思います。公務員については新採用、中級職員は「公務員倫理」を独自に学んでいます。
石井 教育総務部長
失敗を繰り返さないために色々準備をするわけですが、具体的な事が書かれていますので大分ヒントになっています。各部長が選んだ理由を説明してくれます。それらを参考にさせて頂いています。
上原 議会事務局長
一口でいいますと、当り前の事を再認識出来る場になっています。道徳とか倫理といったものは継続は力なりという言葉がありますが、地道に継続して行く事が大変重要だと思っています。「職場の教養」の一文一文が大変短くまとまっていて、理論あり、具体例あり、策がある。論・例・策が見事に一ページに収まっている。どのページにも感心させられています。今後も役立てていきたいと思います。
前原 監査委員事務局長
普段何となく思っている事が、明確に表現されている。自分の考えが整理されますので参考にさせて頂いています。
藤嶺 消防長
皆さんに言い尽くされましたが、ただ一つ、「心に響く本」です。
森伸一専任幹事 感想ありがとうございました。最後に市長さんにまとめをお願いします。
多田 市長
各部長さんが、自分で選んで発表し、感想を述べる。人物評価に丁度いいですね。ああこの人は今、このような心境でいるのか、何に関心があるのか。どのように成長しようとしているのか。とても参考になる。1対1でお話ししたい事もある。各部長さんも分かっていらっしゃる。人間作りにとってもいい教材です。
