2010年2月23日

【新春賀詞交歓会】来賓挨拶 奥ノ木信夫氏 / 清水勇人氏

otsuka (2010年2月23日 13:35) | コメント(0) | トラックバック(0)

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奥ノ木信夫氏 / 清水勇人氏    

■来賓挨拶 埼玉県議会議長 奥ノ木信夫氏

 皆様、こんばんは。そして平成22年新年あけましておめでとうございます。
紹介いただきました県議会議長の奥ノ木でございます。まず、はじめに今日は埼玉県倫理法人会新春賀詞交歓会が武藤会長、そして研究所から首都圏方面藤﨑先生をお迎えして大勢の皆様ご参加の元に、盛大に開催されますこと心からお慶び申し上げる次第であります。そして、今日は埼玉新聞社の丸山社長の大変貴重なご講演がありました。丸山社長には私ども議会は大変なお世話になっているわけでございます。社長の功績に対して心から敬意を表したいと思います。

 今日は、私どもの仲間でございます畠山清彦さんご出席しております。そして、前衆議院議員の牧原秀樹さんご出席しております。私が県議会を代表して挨拶させていただきます。さらに、武藤会長ありがとうございました。私からも厚く御礼申し上げます。ご単会の皆様におかれましては新たな抱負を胸に、希望に溢れた新年をお迎えになられたこと、益々心からお慶び申し上げます。皆様には、日頃県内商工業の振興等、地域経済の発展に並々ならぬご尽力を賜り厚く御礼申し上げます。

企業倫理の精神
 さて、昨今国民の関心安全や利益を伴う企業の不祥事が社会問題となり、企業に於いては利益の追求のみならず、コンプライアンスの徹底や社会的責任を積極的に果たすことも求められる時代となっております。また、不況の引き金となった金融危機は悪戯なマネーゲームに興じた企業活動の結果と言われているなど、企業倫理が世間の大きな関心事となっております。

 中国の古典に『経世済民(けいせいさいみん)』とあります。乱れた世の中を整え、苦しんでいる人民を救うという意味を持ちます。この言葉を省略して私どもは経済と呼んでおります。人々の生活を安定させ、生活を豊かにするために行政や企業が高い倫理の元に活動してる。この「経世済民」の精神こそが、今求められているのではないでしょうか。

 長引く不況からの脱出や少子高齢化社会の到来、そして地球温暖化対策など我が国は今多くの課題に直面しております。我々はこうした厳しい時代にこそ、行政や企業の在り方を問い直し、将来を見据えた新たな一歩を踏み出さなくてはなりません。こうした中、かつて日本人が美徳としてきた倫理道徳の精神を再確認し、企業の継続的な発展と安心安全な社会構築の為、新春賀詞交歓会が開催されますことは大変意義深いと存じます。どうか、皆様の倫理に基づく経営が大きな輪となって広がり、企業の発展はもとより、輝かしい埼玉の未来を創る原動力となりますよう心よりご期待しております。

 県議会といたしましても、正義感や良心といった本来誰もが持っている倫理観が社会に広がり、県民一人ひとりの持てる力が遺憾なく発揮される埼玉の実現に向け、全力を尽くして参ります。結びに、今年一年が皆様方にとりまして、幸多き日々となりますことをご祈念申し上げまして県議会を代表して以上のご挨拶にさせていただきます。本日はお招きいただきまして本当にありがとうございました。


奥ノ木信夫氏 / 清水勇人氏    
■来賓挨拶 さいたま市長 清水勇人氏

 皆様、改めまして新年あけましておめでとうございます。只今ご紹介いただきました開催地でありますさいたま市の市長清水勇人でございます。日頃から埼玉県倫理法人会の皆様方には多大なご支援、ご協力をいただいておりますことを心から感謝申し上げます。また今回はさいたま市で新春賀詞交歓会を開催していただきましたこと重ねて御礼申し上げたいと思います。

all_gasikoukan15.jpg  この埼玉県はご存知の通り、渋沢栄一の出身地でもあり、この風土から様々な発信をしてきた地域ではないかと思います。そうした中で、埼玉県倫理法人会の皆様が、単に利益を追求するという企業活動だけではなくて、まさに社会的責任、あるいは職員・社員の皆様の幸せを考えながら、しっかりとした企業運営を行なっていただいている、大変私達も素晴らしいことだと思います。見習っていかなければならない、そんなことも考えております。

言葉で繋がる絆
 埼玉県倫理法人会は昨年今年とテーマが『絆を纒う』というテーマを掲げられていると聞いております。今、さいたま市も『絆』という言葉を大切にしております。家族の絆、地域の絆、そしてさいたま市全体を大切にした絆で結ばれた街を創っていこうという方針の元に、今市政を行なわせていただいております。また、徹底した現場主義を貫いていこうということで、市長になって8カ月が経ちましたが、すでに140数カ所現場訪問をさせていただきました。現場へ行くと色々な事やドラマがあり、たくさん色々な事を教えていただくことがあります。

 先日、大宮駅のすぐ側の小学校に訪問させていただきました。ここでは20数年毎週木曜日子供達が必ず大宮駅東口の清掃を行なっています。初めて私も参加させていただきましたが、その掃除をしている子供達の様子、あまり肩肘を張っていなくて、非常に自然体で楽しみながら掃除をしているんですね。また、子供達を見守る先生方、家庭環境の20数年という歴史と伝統の中で培われているという状況であります。子供達のこの行動がさいたま市の大宮区役所にも影響を与え、大宮区役所でも毎週木曜日掃除をするようになりました。また地域の商店街も掃除を始めました。子供達の行動でこんなに街が変わったのは素晴らしい事ですね。

 またもうひとつ、この小学校素晴らしい事をやっていました。ちょうど掃除が終わって、校長室に帰ってきましたら、校長室と職員室の繋がっている廊下に掲示板があり、きらめきメールというものが貼ってありました。例えば「○年○組○○から○○ちゃんへ、いつも優しくしてくれてありがとう」と書いてあったりするのです。それは児童だけではなくて、児童から先生、それから先生から児童へ。先生からのメッセージというと、「この間廊下が濡れていたけれども、○○ちゃん拭いてくれてありがとう」とありました。私はそれを見て素晴らしい、すごいなと思いました。先生方もまた子供達も「ありがとう」という気持ち、感謝の気持ちをいつも忘れずに活動し、勉強している、そういう学校があるということで私も大変感動しました。また、学校を訪れる保護者の方達も必ずきらめきメールを見るそうです。私はこれを見て、これからはさいたま市もやっていこうと思いました。各区役所で、各課で。でも、このきらめきメールという名前を使っていいのか...。著作権に触れるのもあれなんで。

感謝の気持ちがあふれる街へ
 私達も行政の立場から自治会の会長さんとも色んな方々に手伝っていただいて街づくりをやっていますけれども、いつも感謝の気持ち持っていたのか。私は時々そんな気持ちを忘れてしまうのではないかと、そんな風にも思っています。でもいつも感謝の気持ちを行政から色んな方達に対して持っていなくてはならない。

 それから市民の皆さん同志も色んな方々が地域の為、またその団体の為に働いてくれたり、汗を流してくれています。それらに対する感謝の気持ちを忘れないようにしていったらいい。こう思っています。また、「しっかりしろよ」という手紙を沢山いただきます。時々お褒めの言葉をいただきます。でもその言葉が次への大きなステップになります。励ましになります。勇気になります。私は時には市民の皆さんからも職員の人達に「この間は○○してくれてありがとうございます」、あるいは「いつも笑顔で応対してくれてありがとう」という言葉もぜひ市民の皆さんからいただきたいなと...。

 私が考えているこの絆で結ばれた街は『ありがとう』がたくさんあるそういう街だという風になっていってほしいところであります。さいたま市はこれからこの『ありがとう』がたくさんある絆で結ばれた街をしっかりと造って埼玉県内そして全国に発信していきたいと思っておりますので、これからも倫理法人会の皆様とともに手を携えながら、そうしたいい雰囲気を発信をし、そして地域から日本を変えていきたいと思っております。これからもどうぞ宜しくお願いします。

 この2010年が埼玉県倫理法人会にとって益々発展されますよう、また本日ご参加をいただきました各企業様の発展、そしてご参加いただきました皆様方のご多幸、ご健勝を心からご祈念をして私のご挨拶に代えさせていただきます。皆様、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。


【新春賀詞交歓会】挨拶 野本能伸氏 / 藤﨑正剛氏

otsuka (2010年2月23日 13:34) | コメント(0) | トラックバック(0)

野本能伸氏 / 藤﨑正剛氏    

■挨拶 埼玉県知事 上田清司氏 代理 特別秘書 野本能伸氏

 皆様、こんばんは。
新年賀詞交歓会ということでございますので、こんばんはというより、おめでとうございます。

人のあるべき姿とは
 世の中は損か得かで判断すれば多くの人達は便乗して得側にまわるものであります。政治の世界は損得で判断するものではありません。たとえ、その場は損だとしても、為さねば成らぬ正しい事をやり抜く。人は世の中のあるべき姿を貫く。人は、敢然と立ち向かって参ります。いつの時代にもそういう人達がいたものであります。

 しかしながら、昨今の政治、あるいはまた経済のリーダーたる人の中には、そのような考えすらも忘れてしまっている方がいるのが非常に残念でなりません。我が上田清司県知事は、曲がったことが大嫌いでございます。とことんまでやり抜く男でございます。そうした心、それこそが世の中の社会政治に燃えて頑張ることが秩序を保っているものと思われます。

 本日お集まりの倫理法人会の皆様はまさにそうした心の持ち方を十分分かり、そして日頃の生活、職場の中で実践していく方のお集まりのことかと存じます。私はそれが何よりも嬉しく、また上田知事より「皆様に感謝を申し述べてこい」と仰せつかって参りました。

支えがあるから今日がある
 この倫理法人会の創設者であります、丸山敏雄創設者は、あらゆる社会の弾圧から虐げられた、そういう時代もあったと思いますけれども、世の中明るく、そして幸せにするというその一念の元に創設されて今日まで引き継がれて皆様の多くの支持を得ている事かと思います。御釈迦様もそうです。丸山敏雄創設者もそうです。それぞれの創設者の方も立派だと思いますけれども、それを今日まで大事に守り、そして支えてきてくれた皆様方が立派だからこそ今日こうした多くの会員を擁する倫理法人会になられたのではないかと思っております。改めて今日お集まりの皆様に心から感謝の御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。

 手前ども、上田知事も昭和55年、私とたった2人だけで旧埼玉5区で衆議院議員に立候補しました。苦節13年、落選4回、そして平成5年初当選をさせてもらいました。「なせば為る成さねば為らぬこの世の中」。しかしながら、そうした気概に燃える方が今の政治の世界にも非常に希薄になってきております。ある新聞の記事に、「マザコン、ゼネコン。」と書かれていました。今の民主党政権はそう言われても仕方のないような状況下にあるかと思います。多分、丸山敏雄創設者は同じコンコンでも一件一件の家庭を訪ね、そしてコンコンと叩きながら普及活動に邁進されて今日の繁栄を得たものだと思います。

 山岡鉄舟の言葉で『晴れてよし 曇りでもよし 富士の山 もとの姿はかわらざりけり』。いつどんな迫害にあおうとも弾圧にあおうとも、落選しようとも、必ず世の中ありのまま人を支えて見てくれる、そういうことを今日会場にお邪魔した時にこの言葉が浮かんで参りました。知事がお伺いできない代わりのご挨拶とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。ありがとうございました。



野本能伸氏 / 藤﨑正剛氏    
■挨拶 倫理研究所 首都圏方面 方面長 藤﨑正剛氏

 皆さん、こんばんは。只今、ご紹介をいただきました社団法人倫理研究所の藤﨑正剛と申します。全国に組織されました倫理法人会の現在首都圏方面、埼玉県そして東京都、千葉県、神奈川県の各倫理法人会の担当を現在させていただいております。大変ご多用の中、賀詞交歓会へご来賓の皆様をはじめ、県内各地から倫友の皆様このようにお集まりいただきまして誠にありがとうございました。

これまでの倫理法人会とは
 さて、この倫理法人会についてご存知の方が沢山いらっしゃるかと思いますが、昭和55年10月1日に千葉県倫理法人会を第一号といたしまして、産声を上げました。以来、全国の会員の皆様からご尽力をいただきまして全国47全ての都道府県にこの会が組織され、今日に至りました。5万社を有する会と成長させていただきました。今後はなんとか10万社を目指して、更にまた活動を積極的に展開して行こうとこういう目標を掲げて埼玉県の皆様を中心に頑張っていこうというところでございます。

 倫理法人会は人としての生活の法則、筋道、そしてまた人としての本来の心のありがたみを、この純粋倫理をベースといたしまして、経営者自ら生まれ変わっていこう、人を変えるんじゃない、心の手入れを大いに志し、そのネットワークを広げていこうと。本当に繁栄の道を目指していこうと、そして地域社会の発展にこの日本をよくしていく日本創生の為に貢献していこうという経営者の集いであります。

不況ではなく富況である
 様々な物理の並びがありますが、その根幹は日頃からくるお話がございます。目の前にある様々な困難、困った問題にどう対処していくのか、どういう心構えでいくのか。ここが学びの根幹ではないかと思います。100年に1度の不況といいましたが、ある方はこう言っていました。「誰がそんなこと言ったのか。おまえは100年前に生きていたのか。」そうかなり激しいことをおっしゃった方がいました。不況不況と言うなと。ただ倫理でいうと、富栄の富と書いて、これが本当の富況。そういう意味で、この不況こそ絶対の最高のチャンスだと。こういう受け止め方をしていってこそ、この倫理の道ではないかと。このようなの世の中でございますが、今日お集まりの皆様、いかがでございましょうか。絶好のチャンスとお思いの方、手を挙げてください。(ハイ!)良かったです。日頃の学びの成果が現れたようです。

 本題に戻りますけれども、今日の丸山社長様からのお話がありました通り、埼玉県の尊厳の話をさせていただきました。埼玉の元、さきたま、まさに素晴らしい言葉、素晴らしいお話を聞かせていただきました。大変可能性のある地域であるということ、どうか今一度この埼玉、お互いに見つめ直し、そして足元の実践からしっかりと取り組ませていただきましょう。どんな状況の中でも、にっこりと笑って、軽く受け止めていける、そんな心構えから育てていこうではありませんか。

 これからの益々皆様の発展を願うとともに、今日の賀詞交歓会が前向きの前向きの前向き。最後まで続きますようにお祈りいたしましてご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。


【新春賀詞交歓会】講演 埼玉新聞社 代表取締役 丸山晃氏

otsuka (2010年2月23日 13:33) | コメント(0) | トラックバック(0)

丸山晃氏 / 河野武彦副会長     

■講演 埼玉新聞社 代表取締役 丸山晃氏

 皆さん、こんばんは。武藤会長様始め、皆様の新しいご活躍をまず心からお祈り申し上げます。
 今日は古い話をさせていただきますが、今、埼玉がこうなっているということをお話します。歴史に興味が無いという方でもちょっとお耳を傾けていただきたい。

無縁社会の進展と地域コミュニティー
 埼玉県の今人口は716万人です。そして60歳以上の人口が埼玉県で2割に達しました。埼玉県の高齢化は本当に大きな問題です。

 高度成長が1950年代から始まりまして、埼玉県は10年で人口が120万人増えました。そして人々は、ベッドタウンとして埼玉を選びました。東武東上線は池袋エリアに勤める人が便利なようになっていて、西武線は新宿に行くのに便利なように住んでいる。他県から埼玉県に移り住んだ人々は今、280万人くらいいるといいます。その65%が核家族です。今日これだけ出席者がいますと、7割近くは奥さんとしか住んでいない、あるいは独りで住んでいる。そうすると、どちらかがいなくなった場合に、独居老人ですよ。これをどうするか、生きていけるのか、最後まで。

 この前、NHKの『無縁社会』というドキュメンタリーを見ました。埼玉県では1年間で8600人の方々が不審死とされています。ビックリしたことに、亡くなった方の身辺整理など後片付けをするビジネスが生まれたというんです。それが成り立っているっていうんですよね。

 最後まで暮らせる地域をどうやって作るのか。これが大きな問題です。故郷がある方はいいですよ。でも、ここ埼玉県が終の棲家と決めたならば、埼玉県に対して優しい目をぜひ皆さん目を向けていただきたいのです。そうすれば埼玉の良さを発見できるんですよ。埼玉県の故郷意識が弱いという理由に、47都道府県で故郷意識を調査したら、埼玉は47位だったんです。埼玉県に住み続け、ここで子供を育て、亡くなっていくわけですから、埼玉県に対して故郷と同じような想いをしっかりと持ってもらって、地域コミュニティーを皆さんに考えていただきたいというのが私の主旨なんです。

玉は稲荷山古墳にある
 『玉(たま)』という字が付いているのは、47都道府県中埼玉県だけです。では、『埼玉』というのはどこから来たのかということを今からお話いたします。

 埼玉県のマークというのは16個並んだ勾玉なんです。埼玉大学のロゴマークも勾玉の様な形ですし、埼玉新聞のマークも勾玉でPressだからPとなっているんです。埼玉医科大学もマークが勾玉なんですよ。埼玉県の「玉」は勾玉だという共通認識はあるんでしょうね。勾玉というのは宝物のことです。

 三種の神器はご存知でしょうか。勾玉は天皇陛下がご自分でお持ちで、鏡は伊勢神宮にあり、剣は熱田神宮にあります。三種の神器の歴史というと、昔源平の最終合戦が壇ノ浦であり、平清盛の女房二位の尼が当時8歳だった安徳天皇と一緒に入水しました。その時に、草薙剣(くさなぎのつるぎ)と鏡を持って海の中に入ったというお話があります。

 行田市のさきたま古墳群にある稲荷山古墳で鉄剣が発見されました。115文字が書かれていて、翡翠の勾玉も発見されました。勾玉が一番多く出てきたのは桶川市の熊野神社です。約123あったそうです。でもこれは発掘調査で出てきたわけではなくて、昭和3年に社殿を造り変えるというので工事した時に発見されたそうです。あまりにもたくさん出てきたものでびっくりして、調査もそこそこに国が持っていってしまったそうです。現在は国の博物館にあります。

 古墳も時代で埋葬品が変わります。一番古いのは祭祀で、勾玉や鏡など祭祀に関わる副葬品が多く、次に刀や兜など馬に関する物になります。稲荷山古墳というのはひとつの埋葬というわけではありません。前方後円墳の丸い中心部に墓所があり、ここは主の埋葬施設になります。ですからそこが、埼玉県の最初の祭祀をやっていた王族のお墓になっているわけです。

 前方後円墳というのは地域のトップの墓です。稲荷山古墳を作るのに今のお金で30億くらいするそうです。日本最大の前方後円墳、仁徳天皇稜は約750億くらいでしょう。全国に前方後円墳があるということは日本の古代の形成過程が連合政権だったという証明なんです。

 中国と大いに違うところというと、兵馬俑という秦の始皇帝のお墓がありますね。専制国家だから、あの場所にしかないんです。全国にあるわけではないんです。日本が30億の埋葬施設を10年おきに作ったということは、それだけの地域経済があったということなんです。ひとつの稲荷山古墳を作るのに、延べ30万人くらい動かなくてはいけないんですから。

 統一国家を作りましたけれども、地域の連合政権があるんです。それを実証したのは鉄剣に書かれていた、8代に渡って、雄略天皇の杖刀人(じょとうじん)という方達が、親衛隊長を務めていたということです。考古学的には大和朝廷との連携も鏡などのデザインを見て分かるんですが、文字で実証したのは鉄剣だけなんですよ。

 土でできた古墳は1500年存続しえたという奇跡です。神社など信仰の対象があったから今も残されているのです。古墳の四角の部分は、昭和13年くらいに地域の土地改良で削ってしまい、無くなってしまったので調査もしないままになってしまいました。前方後円墳だけ残って、たまたま鉄剣が出てきたという。鉄剣の主は親衛隊に勤めていたから、大和朝廷の派遣国作りではという説があります。

 さきたま古墳群から1km離れたところに、小見真観寺古墳、八幡山古墳があって関東の石舞台と言われるようにすごい石室がある古墳があります。それで皆さん、古墳を見る機会があったら、周辺をよく見てください。稲荷山古墳は二重掘りになっていて、隣の堀が接しているんです。隣に接して、一緒の方向に向いているというのは、豪族の政権のバトンタッチが上手くおこなわれていたという実証なんです。その後、645年に大化の改新があり、薄葬令が出されました。このような大きなお墓を作るのをやめようというものです。急速にお墓は無くなっていきましたが、およそ250年間さきたま政権は安定した同一一族の中の政権交代がバトンタッチされていたという事がさきたま古墳群で実証されていたわけです。そして、安定した政権で地域経済力があったので、非常に力があったんです。

幸魂(さきたま)の意味するもの
 行田市のさきたま古墳公園によると、ここが『埼玉』の県名の発祥の地だとされているようです。『さきたま』と言われ、『さきたま』が埼玉になったと。神道で一霊四魂という思想があります。1つの霊に4つの魂が宿るということです。日本書紀に幸魂(さきみたま)というのが書いてあります。幸魂(さきみたま)、荒魂(あらみたま)、和魂(にぎみたま)、奇魂(くしみたま)などというものもあります。伊勢神宮では、愛や慈しむ幸魂(さきみたま)や勇気の勇の荒魂(あらみたま)が祭ってあるんです。今度ぜひ皆さんも伊勢神宮に参拝してみてください。

 行田市に前玉神社(さきたまじんじゃ)があります。幸魂(さきみたま)を祭っている神聖な所ということで、そのような名前が付けられた可能性は高いのではないかと思います。このことからも、やはり埼玉の玉という字は、やはり魂の『たま』と考えていいんじゃないかと。

 1600年に徳川幕府ができたわけですが、徳川幕府はすごい街づくり構想を持っていました。東海道開発や、新田開発など。これらは全部武蔵国の中にできたんです。大きな面積ではないんですが、山手線の内側くらいに世界最大の都市が出来上がったというのは、徳川幕府の壮大な街づくり構想に基づくものでした。本当は武蔵国の中に江戸幕府が無ければ『さきたま』が中心になるんですけれどもね。

これからの埼玉県
 私が冒頭言いましたベットタウンとしての埼玉。故郷意識が今始まったことではなくて、江戸の登場、これが武蔵国の大きな転換期だったと思います。さいたま市ができて、それまで浦和が中心でしたが、様々な会社の北関東支店が旧大宮に集まっています。今は、大宮の立地を拠点にして、栃木県や茨城県、山梨県などのマーケットを見るんだそうですよ。この辺りの拠点にどんどん集まっていけば、埼玉県は自立性が高い都市になりますね。

 武蔵国の誇りとか、これから開ける新しい拠点、ポテンシャルを持っていけば、埼玉県が住み続けられる街になっていくと思うんです。埼玉県に対する温かい気持ちがあれば、必ず良さが見えてきますから。ぜひ埼玉県を好きになっていただきたい。埼玉新聞を好きになっていただくともっといいんですけども。ご静聴ありがとうございました。



丸山晃氏 / 河野武彦副会長     
■謝辞 河野武彦副会長

 丸山社長さん、本日は誠にありがとうございました。埼玉への熱い想いがジーンときました。私は山梨県出身ですが、埼玉に骨を埋める気でずっとやってきました。その想いが思いっきり胸に刺さってきました。こういったお話に初めて出会いました。大きな感動であります。

 丸山社長さんの熱い戦後の日本を復興しようという想い、このように皆さんの大きなポテンシャル、埼玉のメンバーが増えております。私達もこの故郷を、埼玉を本当に知り、本当に愛していくには、我々倫理法人会が北関東を代表する又は日本を代表する倫理法人会になれよ、というメッセージと承りました。これからは、埼玉を日本発信地として武藤会長を先頭に倫理法人会を素晴らしいものにしていくように邁進していきます。
 本日は誠にありがとうございました。


2月23日 火曜日 本日の埼玉県倫理法人会

WestOC (2010年2月23日 04:47) | コメント(0) | トラックバック(0)

2月23日 火曜日 本日の埼玉県倫理法人会

■ 今朝のモーニングセミナー ■

法人会 開始 会 場 (TEL) 事務局電話
久喜市 AM6:00 久喜市商工会2F研修室 (0480-21-1154) 0480-24-0637
テーマ  倫理で不況を脱出する
講 師  法人レクチャラー  柴崎 猛
羽生市 AM6:00 株式会社彩功精機 (048-565-4888) 048-565-4866
テーマ  倫理と私の人生
講 師  幸手市 会長  溝口 五郎
桶川市 AM6:00 マルキユー(株)会議室(048-726-0909) 048-728-5081
テーマ  和を以て貴しと為す
講 師  普及事業部 企画室研究生  高橋 哲也
三郷市 AM6:30 美加和 (048-956-2356) 048-948-1980
テーマ  一生挑戦
講 師  倫理経営インストラクター  森 誠
岩 槻 AM6:00 鮒又2階会議室 (048-758-0035) 048-798-2018
テーマ  倫理と出会って
講 師  山梨県 会長  戸栗 敏
さいたま新都心 AM6:00 ホテルマロウドイン大宮 (048-645-5111) 048-661-6532
テーマ  本物の経営Ⅱ
講 師  特別研究員  宇都 進一郎
さいたま中央 AM6:30 ブリランテ武蔵野5階 (048-601-5555) 048-666-2214
テーマ  チャンス!
講 師  体験報告者  冨田 将弘
富士見・三芳準 AM6:00 みずほ台デイリーホテル (049-253-0111) 049-259-5923
テーマ  お墓参りの凄さ
講 師  体験報告者  元田 豊治
狭山市 AM6:00 新狭山ホテル (04-2954-7770) 04-2969-5005
テーマ  経営者の知って徳する服装文化と倫理
講 師  体験報告者  浅利 十男
比企準 AM6:00 安岡正篤記念館 (0493-62-3375) 0493-71-6780
テーマ  
講 師  会員スピーチ

 

 

■ 本日のセミナー ■

法人会 開始 会 場 (TEL) 事務局電話
春日部市
倫理経営講演会
PM18:00 春日部市商工振興センター4F 048-739-5970
テーマ    日本創生の心 ~希望は心の太陽である~
講 師    法人局 参事  佐藤 光央
テーマ    人は鏡・若者の力で店づくり
体験報告  仙台中央 会長  千葉 裕貴
さいたま市桜
倫理経営講演会
PM18:30 浦和コミュニティセンター 第13集会室 048-815-8161
テーマ  日本創生の心 ~希望は心の太陽である~
講 師  法人スーパーバイザー  畔高 敦司
上尾市
幹部研修
PM18:00 千代本興業(株) 048-721-6088
テーマ  幹部テキストⅤ-5「朝を制する」
講 師  法人局 参事  清川 百子
朝霞市
和光市準
経営者の集い
PM19:00 朝霞市産業文化センター 048-466-4222
テーマ  倫理と経営
講 師  千葉県茂原市 相談役  菅野 不二男

 

 

■ 本日の予定 ■

正副三役会 場所:大宮ソニックシティ904 時間:11:30から
普及戦略会議 場所:大宮ソニックシティ904 時間:13:00から
埼玉県執行役員会 場所:大宮ソニックシティ904 時間:14:30から

 

 

◇ 倫理かるた ◇  ユーモアは、生活の調味料

石部金吉鉄かぶと、笑うことも忘れた、がんこ者、強情者。
こんな人は、家族や同僚や、まわりの人を、きゅうくつにするばかりではない。
自分もさぞ面白くないであろう。
ユーモアの一つも、とばすほどの、朗らかな人でないと、若々しい民主日本から、追放されるかもしれぬ。

 

 


日別行事予定表

<前月 2010年2月 翌月>
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埼玉県倫理法人会
事務局

〒331-0825
埼玉県さいたま市
北区櫛引町2-153-2
TEL.048-668-7200
FAX.048-668-7300


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