
奥ノ木信夫氏 / 清水勇人氏
■来賓挨拶 埼玉県議会議長 奥ノ木信夫氏
皆様、こんばんは。そして平成22年新年あけましておめでとうございます。
紹介いただきました県議会議長の奥ノ木でございます。まず、はじめに今日は埼玉県倫理法人会新春賀詞交歓会が武藤会長、そして研究所から首都圏方面藤﨑先生をお迎えして大勢の皆様ご参加の元に、盛大に開催されますこと心からお慶び申し上げる次第であります。そして、今日は埼玉新聞社の丸山社長の大変貴重なご講演がありました。丸山社長には私ども議会は大変なお世話になっているわけでございます。社長の功績に対して心から敬意を表したいと思います。
今日は、私どもの仲間でございます畠山清彦さんご出席しております。そして、前衆議院議員の牧原秀樹さんご出席しております。私が県議会を代表して挨拶させていただきます。さらに、武藤会長ありがとうございました。私からも厚く御礼申し上げます。ご単会の皆様におかれましては新たな抱負を胸に、希望に溢れた新年をお迎えになられたこと、益々心からお慶び申し上げます。皆様には、日頃県内商工業の振興等、地域経済の発展に並々ならぬご尽力を賜り厚く御礼申し上げます。
企業倫理の精神さて、昨今国民の関心安全や利益を伴う企業の不祥事が社会問題となり、企業に於いては利益の追求のみならず、コンプライアンスの徹底や社会的責任を積極的に果たすことも求められる時代となっております。また、不況の引き金となった金融危機は悪戯なマネーゲームに興じた企業活動の結果と言われているなど、企業倫理が世間の大きな関心事となっております。
中国の古典に『経世済民(けいせいさいみん)』とあります。乱れた世の中を整え、苦しんでいる人民を救うという意味を持ちます。この言葉を省略して私どもは経済と呼んでおります。人々の生活を安定させ、生活を豊かにするために行政や企業が高い倫理の元に活動してる。この「経世済民」の精神こそが、今求められているのではないでしょうか。
長引く不況からの脱出や少子高齢化社会の到来、そして地球温暖化対策など我が国は今多くの課題に直面しております。我々はこうした厳しい時代にこそ、行政や企業の在り方を問い直し、将来を見据えた新たな一歩を踏み出さなくてはなりません。こうした中、かつて日本人が美徳としてきた倫理道徳の精神を再確認し、企業の継続的な発展と安心安全な社会構築の為、新春賀詞交歓会が開催されますことは大変意義深いと存じます。どうか、皆様の倫理に基づく経営が大きな輪となって広がり、企業の発展はもとより、輝かしい埼玉の未来を創る原動力となりますよう心よりご期待しております。
県議会といたしましても、正義感や良心といった本来誰もが持っている倫理観が社会に広がり、県民一人ひとりの持てる力が遺憾なく発揮される埼玉の実現に向け、全力を尽くして参ります。結びに、今年一年が皆様方にとりまして、幸多き日々となりますことをご祈念申し上げまして県議会を代表して以上のご挨拶にさせていただきます。本日はお招きいただきまして本当にありがとうございました。
奥ノ木信夫氏 / 清水勇人氏
■来賓挨拶 さいたま市長 清水勇人氏皆様、改めまして新年あけましておめでとうございます。只今ご紹介いただきました開催地でありますさいたま市の市長清水勇人でございます。日頃から埼玉県倫理法人会の皆様方には多大なご支援、ご協力をいただいておりますことを心から感謝申し上げます。また今回はさいたま市で新春賀詞交歓会を開催していただきましたこと重ねて御礼申し上げたいと思います。
この埼玉県はご存知の通り、渋沢栄一の出身地でもあり、この風土から様々な発信をしてきた地域ではないかと思います。そうした中で、埼玉県倫理法人会の皆様が、単に利益を追求するという企業活動だけではなくて、まさに社会的責任、あるいは職員・社員の皆様の幸せを考えながら、しっかりとした企業運営を行なっていただいている、大変私達も素晴らしいことだと思います。見習っていかなければならない、そんなことも考えております。言葉で繋がる絆
埼玉県倫理法人会は昨年今年とテーマが『絆を纒う』というテーマを掲げられていると聞いております。今、さいたま市も『絆』という言葉を大切にしております。家族の絆、地域の絆、そしてさいたま市全体を大切にした絆で結ばれた街を創っていこうという方針の元に、今市政を行なわせていただいております。また、徹底した現場主義を貫いていこうということで、市長になって8カ月が経ちましたが、すでに140数カ所現場訪問をさせていただきました。現場へ行くと色々な事やドラマがあり、たくさん色々な事を教えていただくことがあります。
先日、大宮駅のすぐ側の小学校に訪問させていただきました。ここでは20数年毎週木曜日子供達が必ず大宮駅東口の清掃を行なっています。初めて私も参加させていただきましたが、その掃除をしている子供達の様子、あまり肩肘を張っていなくて、非常に自然体で楽しみながら掃除をしているんですね。また、子供達を見守る先生方、家庭環境の20数年という歴史と伝統の中で培われているという状況であります。子供達のこの行動がさいたま市の大宮区役所にも影響を与え、大宮区役所でも毎週木曜日掃除をするようになりました。また地域の商店街も掃除を始めました。子供達の行動でこんなに街が変わったのは素晴らしい事ですね。
またもうひとつ、この小学校素晴らしい事をやっていました。ちょうど掃除が終わって、校長室に帰ってきましたら、校長室と職員室の繋がっている廊下に掲示板があり、きらめきメールというものが貼ってありました。例えば「○年○組○○から○○ちゃんへ、いつも優しくしてくれてありがとう」と書いてあったりするのです。それは児童だけではなくて、児童から先生、それから先生から児童へ。先生からのメッセージというと、「この間廊下が濡れていたけれども、○○ちゃん拭いてくれてありがとう」とありました。私はそれを見て素晴らしい、すごいなと思いました。先生方もまた子供達も「ありがとう」という気持ち、感謝の気持ちをいつも忘れずに活動し、勉強している、そういう学校があるということで私も大変感動しました。また、学校を訪れる保護者の方達も必ずきらめきメールを見るそうです。私はこれを見て、これからはさいたま市もやっていこうと思いました。各区役所で、各課で。でも、このきらめきメールという名前を使っていいのか...。著作権に触れるのもあれなんで。感謝の気持ちがあふれる街へ
私達も行政の立場から自治会の会長さんとも色んな方々に手伝っていただいて街づくりをやっていますけれども、いつも感謝の気持ち持っていたのか。私は時々そんな気持ちを忘れてしまうのではないかと、そんな風にも思っています。でもいつも感謝の気持ちを行政から色んな方達に対して持っていなくてはならない。
それから市民の皆さん同志も色んな方々が地域の為、またその団体の為に働いてくれたり、汗を流してくれています。それらに対する感謝の気持ちを忘れないようにしていったらいい。こう思っています。また、「しっかりしろよ」という手紙を沢山いただきます。時々お褒めの言葉をいただきます。でもその言葉が次への大きなステップになります。励ましになります。勇気になります。私は時には市民の皆さんからも職員の人達に「この間は○○してくれてありがとうございます」、あるいは「いつも笑顔で応対してくれてありがとう」という言葉もぜひ市民の皆さんからいただきたいなと...。
私が考えているこの絆で結ばれた街は『ありがとう』がたくさんあるそういう街だという風になっていってほしいところであります。さいたま市はこれからこの『ありがとう』がたくさんある絆で結ばれた街をしっかりと造って埼玉県内そして全国に発信していきたいと思っておりますので、これからも倫理法人会の皆様とともに手を携えながら、そうしたいい雰囲気を発信をし、そして地域から日本を変えていきたいと思っております。これからもどうぞ宜しくお願いします。
この2010年が埼玉県倫理法人会にとって益々発展されますよう、また本日ご参加をいただきました各企業様の発展、そしてご参加いただきました皆様方のご多幸、ご健勝を心からご祈念をして私のご挨拶に代えさせていただきます。皆様、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。









